事例紹介
姿勢コース
側弯の角度がトレーニングで5度改善しました。
Nさま 女性 10代 学生
目的
手術以外での予防策を知りたい 側弯を少しでも改善したい
評価とプラン
全身の姿勢を観察すると、胸部は右に凸、腰部は左に凸の弯曲がある状態。
側弯症の家族歴はないため、特発性と判断。
幼少期からの運動経験は少ない方で、姿勢を支える筋力が弱い。
日常生活の中で弯曲方向に徐々に崩れていき、そのまま姿勢を保持できない。歩くときも同様。
身体の体幹機能が低下していると判断し、以下のメニューを組み立て実践をした。
腹圧トレーニング
身体の軸を伸ばす
深呼吸エクササイズ
身体の中心を学習
時系列・変化
開始当初は腹圧を高める運動から始めました。
身体の軸を伸ばして、背骨を長くして支えることを意識する練習を繰り返しました。
ご自宅でも行える運動を中心に指導し、少しずつ定着していきました。
基礎の筋力が少ないところからのスタートでしたが、徐々に筋力が向上していきました。
様子を見ながら運動負荷を上げていき、開始から4か月で弯曲角度が5°改善しました。
弯曲方向に崩す姿勢や歩き方が少なくなり、身体の安定性が高くなりました。
ご感想
運動経験が少ないところからのスタートでした。
開始当初は不安でしたが、今では家での運動も定期的に行えています。
弯曲も大きく進行することなく生活できているため、安心しています。