こんにちは!
横浜・関内のパーソナルジム・コンディショニングサロン
YOKOHAMA STRENGTH & CONDITIONING代表の青木です。
本日は産後のカラダの不調に対して、骨盤矯正!?をしよう
です。
出産というのは神秘的でありながら母体への影響はかなり大きいです。
産後にカラダの不調がない方に出会ったことがないです。
良く聞く内容は、
腰が痛い、肩が凝る、背中が痛い、鼠径部が痛い、骨盤の高さ・くびれの高さが変わった。
痩せない、歩きにくい、だるい、疲れる、など多岐にわたります。
産後のフォローをしてくれる施設もあればセルフエクササイズを教えてもらうのみの施設もあります。
骨盤矯正って何?
骨盤矯正は医学用語ではありません。
しかしながら、骨盤周囲の痛みや不調については骨盤矯正という言葉を謳っている施設が非常に多いです。
骨盤は本来矯正は出来ないです。
仙骨と寛骨がつながっていますが、強靭な靭帯で覆われています。
人によってはこの靭帯が緩んでしまって、カラダの不調をきたすわけですが、
関節の緩みの調整や緩んでしまった靭帯補正、筋肉の調整といった方が正しいと思います。
骨盤の構造
骨盤
仙骨、寛骨(恥骨、坐骨、腸骨)
骨の周りにある白く繊維状のものが靭帯になります。
骨盤周りの筋肉
骨盤底筋、腹横筋、多裂筋など細かい筋肉がたくさんあります。
関節的に作用する筋肉はさらにたくさんあります。
骨に靭帯という組織がつき、強度を増しています。
骨盤周囲にはこれだけ多くの筋肉が関わっており、守ってくれています。
産後に起こるカラダの痛み・不調
- 腰痛や背部痛
- いくら寝ても、休んでもスッキリしない
- 下肢の痛み
- 歩いていてふわふわする
- 不安定
これらの症状が出てきてしまいます。
元々、骨盤はしっかり安定した組織ですが、
妊娠中に産道を確保するために「リラキシン」というカラダの靭帯を柔らかくして、
骨盤周囲を緩めてくれるホルモンが分泌されます。
ヒトのカラダは安定していると何も不調はでないのですが、不安定になると様々な症状が出てきます。
しかもその症状はひとそれぞれです。
痛みを他人と共有できないのと同様に、骨盤周囲の症状はなかなか理解してもらえません。
骨盤周囲の不調をどうやって改善していくのか?
- 骨盤周囲の弱った筋肉の正しい使い方の再学習
- 緩んだ関節に負担のかからないような調整
- 足元が崩れていれば、インソールで補正
- 負担のかからない日常生活動作の獲得
と総合的に解決策を見出してきます!
リラキシンは妊娠2~3ヵ月頃から徐々に分泌され、
産後1か月で分泌が止まるので、そこでようやく靭帯が安定し始めます。
あまり長く放っておくと、関節がずれた状態で固まっていく方もいます。
また、弱った筋肉がうまく使えないまま生活をしていて、どんどん不調になっていく方もいらっしゃいます。
早期対応が一番になります。
妊娠中に起こる身体の痛みに対して
- 腰痛・臀部痛・背部痛
- 骨盤周囲の痛み、恥骨周囲の痛み
- 歩行困難
赤ちゃんがどんどん成長し、母体の体重が一緒に増加していきます。
この時期の不調はかかりつけの産科クリニック・病院とよく相談していただくのがベストだと思います。
ちょっとした工夫で改善することも多いです。
どれくらいの期間がかかるの?
多くの骨盤周囲の不調に関わってきましたが、
早い方で3ヵ月、
長い方で2年くらいかかりました。
というのも、出産がトリガーにはなっているものの、
元々腰回りの筋肉が弱っていたり、うまく使えなかったりする方も大変多い印象です。
比較的調子がいい方のお話を聞いていると、アフターケアやエクササイズをしっかりとされている方がほとんどでした。
ただ、無理なワークアウトやエクササイズは骨盤の不調を助長してしまったり、逆に骨盤周囲を緩めてしまったり、痛みを増悪させてしまったりとコントロールが難しいです。
ご自身のカラダがどうなっているのか、しっかりと確認したうえで相談の上やっていくのが最善と思います。
早くから綺麗なカラダを作っていきましょう。
YOKOHAMA STRENGTH & CONDITIONINGでは、入退室含めどなたともお会いすることのない完全個室になっています。
お子さまと一緒に来ていただいて大丈夫です!