こんにちは!
横浜・馬車道・関内のパーソナルトレーニングジム
YOKOHAMA STRENGTH & CONDITIONING代表の青木です。
今回は”今流行りのミロに代替品はあるのか?”です。
つい最近、ミロ欠品!前年比の7倍の売れ行き、再入荷は3月頃!というニュースを見ました。
小さいころに良く飲んでいたなぁ・・・
という記憶しかありませんが、なぜ今更流行っているの??
と思い調べてみました。
どうやらSNSで“ミロ活”というハッシュタグで広まっていたようです。
『ミロを飲み続けていたら疲れなくなった。』
ここがポイントみたいです!
ミロとは?
ミロは、1934年にオーストラリアで生まれた麦芽飲料で、成長期の子どもだけでなく、大人にとっても必要な栄養素が配合されており、不足しがちな鉄分や、カルシウムの吸収を助けるビタミンDなど、ミネラルと6種の栄養素がバランスよく含まれている、とのことです。
成分としては、
- 混合大麦麦芽エキス
- 砂糖
- ココアパウダー
- 脱脂粉乳
- 植物油脂
- 乳清カルシウム
- リン酸カルシウム
- 炭酸カルシウム
- ビタミンC
- pH調整剤
- ピロリン酸
- 鉄
- レシチン(大豆由来)
- ナイアシン
- ビタミンB6
- ビタミンB2
- 酸化防止剤(ビタミンE)
- ビタミンD
- ビタミンB12
カルシウムに加えてバランスよくビタミンやミネラルも含まれていますね!
鉄分も入っており、『体調が良くなった』と言われた方は”鉄分の摂取量が上がった”のも要因かもしれません。
基本的なお食事で1日に必須の栄養を満たすことはほとんどの方が出来ておりません。
ちょっと気になる成分
pH調整剤
※ pH調整剤は加工食品などに使われる添加物です。
酸性またはアルカリ性の傾きを調節することで酸化を防ぎ、腐敗や変色を防ぐ役割を持ちます。
ポイント:”pH調整剤”はリン酸、グルコン酸などのことを一括表示していいますが、この中で問題なのがリン酸です。
リン酸は骨と歯を作るのに大きく関係しているのですが、過剰摂取するとカルシウムの吸収を妨げてしまう可能性があります。
摂り過ぎには注意が必要かもしれません。
ミロにしか入っていないものはあるか?
ミロ活ブームでミロが欠品になってから代替品を探す方が非常に増えています。
ミロはカルシウムやビタミン、鉄、ミネラルを含んでいますが、
ビタミンA、ビタミンE、葉酸、パントテン酸カルシウムは含まれておりません、
また、たんぱく質は1.6g(1杯分)しか含まれておりません。
SNSでは『プロテインで充足する!』という書き込みが多数ありました。
プロテインはとてもたくさんの種類があります。
たんぱく質のみ含んでいるもの。
ビタミンを含んでいるもの。
たんぱく質、ビタミン、ミネラル、鉄分すべて含んでいるもの。
基本的に含んでいるものが多ければそれだけ費用がかかります。
ミロはとても安価ですから充足させるまでは至らないようです。
プロテインとの比較
とことん調べてみました!
当社のプロテインは業界を調べ尽くし、プロアスリートと考えたベストな配合と自負しています。
成分で当社を上回るものはありません。
こちらが1日に必要とされている量に対する、商品1杯分が占める量をパーセンテージで示したものです。
たんぱく質は1食で1.6g
プロテインは1食20g弱
何を目的に飲むかが一番大切ですが、
たんぱく質を中心に考えれば、12杯
他のビタミン群で考えれば3杯~5杯となります。
カロリーは
ミロ:1食60kcal
プロテイン:1食100kcal
となっています。
ある程度飲みやすく作ってあるので、ミロをたくさん飲むとおのずと糖質も多く摂ることになります。
まとめ
ミロ欠品とのことでミロを調べてみました。
成分はバランスが良いですが、1日に必要な栄養素が多いというわけではなさそうです。
継続的に飲むことで足りなくなった栄養素が今まで以上に補えたことが”体調が改善した!”という結果につながったのだと思います。
プロテインの成分を上回ることはなさそうです。
ご自身の健康の何にアプローチしたいか、
これに合わせて商品の選択をしていくのが良さそうです。
カラダのコンサルタント
青木 涼平
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