こんにちは!YOKOHAMA STRENGTH & CONDITIONING代表の青木です!
少し時間が経ってしまいましたが、今回は
“パーソナルトレーニングで反り腰改善!”
をテーマに挙げていきます。
最近反り腰でお悩みの方のご相談が増えてきています。
医療現場では反り腰自体が直接的な問題にはなりません(痛みがなければ介入しない)が、
長期的にみると、腰痛や肩こりの原因になってくると考えています。
また、見た目もあまり美しくありませんし、身長も低くなります。
反り腰改善で身長が2cm伸びている方もいらっしゃいます。
反り腰とは?
反り腰といっても種類がいくつかあります。
- 腰そのものが反っているタイプ
- 下半身の筋肉が硬いことによって腰が反るタイプ
- 楽な姿勢を取ることでヤジロベーのようにバランスを取ることで反るタイプ
などです。
1のタイプは無理矢理反り腰を修正するのもキケンな場合があります。
生まれつき角度が急なため、その状態でバランスを保っている可能性があるからです。
2のタイプの方はしっかり改善できる可能性が高いです。姿勢の取り方、トレーニングによって筋肉のアンバランスをとっていくことが可能です。
3のタイプも同様に改善の可能性が非常に高いです。このタイプはあまり運動習慣がない方に多く、足元の崩れも伴っているので、インソールもとてもおススメです。
反り腰かどうかをチェックしてみよう!
やり方はいたってシンプルです。
画像のようにティッシュ箱を使ってみてください。
反り腰も異常なものと問題のないものがあるのですが、
その場合は全身をチェックしてみないと詳細はなんとも言えません。
反り腰由来のカラダの特徴
腿の前に依存して立つ方が多いため、腿が太くなります。
横に広がった太い腿が特徴的です。
足は偏平足の方がとても多いです。
これは鶏と卵の関係と似ています。
元々
扁平足→反り腰
反り腰→偏平足
どちらもあります。
偏平足自体カラダにメリットがないため、基本的にインソールなどで修正することがおススメです。
放っておくと膝の痛み、外反母趾、反り腰、肩こり
様々なことが起こってきます。
ストレートネック
人間の基本構造は骨です。
骨は真っすぐではなく。重たいものを効率よく支えるためにS字のカーブになっています。
反り腰でバランスを保とうとすると、首はストレートになってしまいます。
ストレートネック=即首の疾患というわけではないのですが、
女性の7割近くがストレートネックと言われています。
病院に来られるレベルではないかもしれませんが、整体やマッサージにいかれている方も非常に多いでしょう。
反り腰は直るのか?
特徴が掴めればしっかり改善する!
私自身もすごく反り腰でした。
結果的にヘルニアになり辛い1年を過ごしたわけですが、
腿の硬さをとったり、腹圧を高めたり、
歩き方を修正したり、インソールを挿入したり、
と様々な方法を駆使して克服しています。
注意したいのが、タイプがわかっていないのにストレッチやマッサージや無理矢理トレーニングをすると改善どころか悪化してしまいます。
近年、トレーニングを雑誌やYouTubeでマネをされる方が増え、病院で治療することが大変増えました。
ひどい方はヘルニア、肉離れなど回復に数か月かかる方もいらっしゃいます。
反り腰が改善する期間はどれくらいか?
姿勢系の問題はおおよそ3ヵ月が一つの目安です。
トレーニングが定着するまで1か月
その状態を日常生活でなじませるのに1~2ヶ月かかります。
毎日コツコツとトレーニングをされる方は早いですし、
普段から意識されている方も比較的早い改善が期待できます。
どんなトレーニングをするのか?
トレーニングレパートリーは100以上あります。
ご自身の骨格やタイプに合わせて調整していくのが理想です。
これをやったら誰でも解決!!
という方法はなく、地道にご自身に合わせた調整方法をみつけ、コツコツと実践していくのがすべてにおいて近道となります。
最後に
反り腰や猫背などの骨格中枢の問題は様々な部位に過度な負荷をかけてしまいます。
しかしながら、正しく自分のパターンを知り、正しいトレーニングを適切な期間頑張ればしっかり結果はついてきます。
身体・骨格はご両親から受け継いだ大切な資産です。
悪くすることのないように、毎日コツコツトレーニングとコンディショニングをしていきましょう!
猫背の改善についてはこちら
カラダのコンサルタント
YOKOHAMA STRENGTH & CONDITIONING
青木 涼平