こんにちは!
横浜・関内のパーソナルジム
YOKOHAMA STRENGTH & CONDITIONING 代表青木です。
テレワークが始まって一か月経過し、いろんな方からお悩み相談を受けています。
それが、
どなたとも8割同じ内容なんです。
理学療法士として働いていると
皆様口をそろえて、「肩こりがやばい!」、「背中が痛い・・・」
という内容をおっしゃられます。
なので、悩んでいる方が多い肩こりの軽減方法をご紹介いたします。
今回の内容は肩や首に直接的にアプローチをかけるというよりは、
見落としがちな座り姿勢やちょっとした手の置き方の工夫になります。
肩が凝る仕組み
持続的な筋肉の緊張により血行不良となる
頚椎領域の病的要素による二次的な肩こり
こちらは病院加療が必須となります。
自律神経系・交感神経亢進状態による血管の収縮
血行不良が起こると、筋肉の浮腫やうっ血が痛みを感じる代謝産物の蓄積を促します。
結果的に、痛みや筋の緊張を上げ、さらに血管を圧迫してしまい
どうしたら良いのか?
持続的な筋肉の緊張を抜いてあげる!
これにつきます。
ではなぜ筋肉が持続的に緊張するのか?
ポイント
1.そもそもの成り立ちとして、
頭の質量の中心と、頚椎の関節の軸がずれています。
2.頭の重さは4~5kgと言われており、
真っすぐにしていても頭の重さで
前に倒れるようになっています。
3.前に倒れないように筋肉が頑張って引っ張る
ことで止めてくれています。
これがさらに猫背や円背になると頭部がさらに前にでてしまい、
力学的負荷が強くなってしまいます!
要するに、筋肉がぎゅーーーーと力を入れ続けた状態が続くわけです。
頭を支え、首を動かすために、これだけの筋肉がびっしりついています。
これらの筋肉がずーーーーーーと強く働いていたら硬くなりますよね??
この筋肉たちがぎゅーーーと硬くなりすぎると、その下にありる血管が圧迫され、
血流が悪くなり、疲労感、痛みとして現れてきます。
解決策は?
上記の図のように座り方を調整してみてください。
座り方を変えるだけでかなりの人が楽になると思います。
ポイント
1.肘がデスクに乗るようにしてください。
腕の重さは2~4キロほどあります。
肘を載せてあげることで肩にかかる負担を減らすこ
とができます。
2.膝は90度より鈍角にしましょう。
90度にするだけでは、人によっては腰が後ろへ倒れ
てしまう方がいらっしゃいます。
(腰が後ろへ倒れる→猫背)
3.腰は真っすぐにしましょう。
少し前傾でもいいのですが、腰椎で反らしすぎると
腰痛の原因になります。骨盤を立てるイメージです
また、大切なのは、
こまめに立つこと
筋肉を動かしてあげること
になります。
悪くなる前に対処をする。
悪くさせないように工夫する。
ことに意識をしてみてくださいね!
まとめ
テレワークで肩こりが増えてきています。
中には病院で精密検査が必要なものもありますから、甘くみてはいけません。
対処療法をするのではなく、まずは普段の仕事の姿勢から見直してみましょう!
頭の位置は解剖学的に負担のかかるように出来ています。
適度な休憩をとって筋肉をリラックスさせてあげましょう。